このハーフマラソンは平成20年から昨年を除き毎年参加しているもの。私が職場を異動する度にそのときの部下達を仲間に巻き込み、今度はその部下達が異動した先々で知人を巻き込んできたこともあり、ここ数年はうちの会社からグループ会社含め約50名くらいの参加人数となっている。全体では5000人規模のイベントだから、100人に一人はうちの会社関係者。これってすごいかも笑。
さて、午前10:30号砲。
私は前日のお酒が残っていてコンディションは良くないのだが、何故か身は軽い笑。
5km地点を過ぎて現れる急坂第一弾。壁みたいに急。前傾姿勢を強め、足が自然に前に出るようにしないととても走れない。初参加のときは面食らった場所だ。
そこを過ぎると、ちょっと田舎っぽくなる。私は好きなところ。気持ちが良い。このあたりまで来ると、自分とペースが同じような人がしばらく一緒に併走するというような感じになる。
8km付近。1km以上続く登り坂。ほんと、このコース、坂が多い。カーブしているからどこまで続くの?と思う。そしてカーブを曲がって直線になっても、その頂上付近に近づくと更に上りが見えるといういじわるなコース。疲れる笑。
その坂を過ぎ、今度は一気に下り、また現れる急な登り坂。この辺で、背番号入りの赤いTシャツを着た女子3人チームとほぼ同じペースで走ることに。まだ高校生か大学生くらいか。三人で全く同じペースで走っている仲良しグループ。いいペースなので彼女達についていけば好タイムになるかも、と頑張って着いていったが・・・・
この次に現れる関西学院大学までの登り坂でついに振り切られた。もう息がもたない。脚力はなんとかなっても息がつづかなければどうしようもない。なので諦めてマイペースに。ここは折り返しのコースなので、そのうち彼女達とすれ違うだろうと思ってたら、しばらくして遭遇。やはりまだ子供みたいな三人組だった笑。
14kmを過ぎると、ウッディタウンの街中を走る。両側は綺麗なお家が並ぶエリア。このあたりに住む皆さんが沿道で応援してくれる。特に子供達が元気一杯で「ガンバレー」とハイタッチを求めてくる姿がなんとも微笑ましくて元気になる。16kmを過ぎると下り坂になるのでそれを目指してモチベーションを維持しようとするのだが、両脛の筋肉がなんとなく痙攣しそうな雰囲気。おそらく給水不足。やはり飲み会の翌日は脱水気味か。なので、いつもより給水ポイントでは多めに水を飲んでたのだが。痙攣すると最悪その場で棄権ということになるので、更にこまめに多めに水を飲むことで何とか痙攣の発生は抑えることができ、旨をなでおろす。
そして18kmまでのくだりを駆け抜け、あとは平地の3km。これがしんどい。毎年、ここで疲れが出てくるのだが、ラストスパートできるだけの気力と体力は残っていた。しかし今回は筋力が持たない。両足が棒みたいになっている。走れるけども、タイムががた落ち。それまで1km6分未満で走れていたのが、6分20秒くらい。あと2kmの地点で経過時間が1時間50分だったので、今回の2時間切りは断念。そういったモチベーションの低下もタイム悪化の一因か。ともかくなんとか最後までそれ以上のペースダウンを阻止し、2時間2分でゴールイン!
疲れたけど、後から振り返ると楽しかった!マラソンってそういうところが面白い。
皆が続々とゴールインし、14時から打ち上げ懇親会。大いに飲み、語り、楽しかった!今回は一緒に走ったメンバーの中で表彰台に上った者も現われた。40歳代で3位。タイムは1時間20数分。すごい。懇親会で、いつもどれくらい走っているのか尋ねると、「月に250km」だって!
やはり結果を残す人はそれなりに鍛錬を積み重ねているということだなあとつくづく思う。今回、私は練習不足と二日酔いという自業自得の結果なので仕方ない。来年の京都マラソンに向けて、頑張ろう!