左から古山晶子氏、登 啓三氏、辻田宣弘氏、荒崎英一郎氏、山内健史氏、篠崎雅史氏、佐藤絵美里氏、武井努氏。
もともとは10人ということだったけど、メンバーが減り、事前の告知には入ってない方も。
私のサックス師匠は荒崎先生です。67歳で、もちろんこのメンバーの中では最高齢。一番若いのは佐藤氏でまだ大学出たて。年齢差の大きい正に老若男女だ。
それにしても、これだけテナーが集まると凄いです。
オリジナル曲が多く、あとで譜面を見せて頂いたら、なんとコード進行はとても単純。もうアドリブしまくりということ。
先生のアドリブはアウト感抜群でカッコよかった。この中で音が良いなーと特に思ったのは武井努氏。滴るような熟成の味わいだ。京都でよく名前を聞く登氏と篠崎氏、実際の演奏を聴いたのは初めて。
最後はこんな曲芸まで出てきた笑。これでよく音楽が奏でられるよなー。佐藤氏はまださすがにこんなことはしないのかな。ずっと笑ってみてた。面白い笑。
全体を通じて、私がいつも聞いたり演奏したりしているジャズというよりは、もっと自由度の高いジャズだった。ソロの順番もその場のノリで決めているというし。それにしても、ワンコードで繰り出す音数たるや、凄まじい。音域も広いし、とてもマネのできる演奏ではないなー。これぞプロ、って感じだった。ただ、ジャズフェスとかでやるとあまり受けないかもね。玄人好みの演奏だったかも。私もどこまで理解できてるのか?
19時45分から休憩をはさんで22時までのライブ。
トアロードを降りて行って、そのまま東門街へ。ここはまだ20歳台半ばのころによく遊んだエリア。
そうそう、ここ。よく飲みにきたバー。懐かしい。
楽しかったなー。まだ独身時代だ笑。
ということで少し昔を思い出しながら、サックスこれからもがんばろーと決意を新たに新快速で帰路についたのであった。