ぼちぼち冬支度。

金沢の冬はずっとジメジメしていて、バイクは錆びる、という話を以前からよく耳にしていた。そして寒いし、そもそもバイクに乗ることもないだろう。乗らないのにバイクは錆びていく、なんてナンセンスだ。よって、冬を前に、京都の自宅に疎開させることにした。

週間天気予報で翌週よりも今週末の方が好天で気温が高そうなので、徹夜勤務明けの本日、決行することに。

未明の3時過ぎに帰宅し、仮眠したら目が覚めたのは8時半。急いで支度して10時前に出発。

とりあえず国道8号線を南下し、適当なところで右折し、適当に田舎道を走る。そのうち白潟という小さい湖のほとりにでて、気持ちよくライディングしていく。日本海の色が美しい。夏なら最高の場所だろう。

昼前に東尋坊に到着。柱状節理の崖っぷち。観光客も戻って来たのか結構にぎわっている。サスペンスドラマのラストシーンという寒々とした感じではない。おしゃれなカフェなんかもできていて、しばし休憩したいところだが、16時くらいには京都につきたい事情があるので長居しない。

その後は国道305号線で越前海岸をひた走る。

国道8号線の親不知あたりで国土強靭化ということで工事がいくつも行われていたが、ここもその取り組みのひとつか。あちこちで片側通行規制して工事していた。バイク乗りにとってこういう信号は実はありがたい。なぜなら、遅い車がいたらここで追い越して先頭に行けるから。その後のライディングがとても気持ちよくなる。

今日は比較的暖かい。

安曇川でコーヒーで一息入れた他は休憩もせず、未明の朝食以降は結局何も食べないまま京都には16時に到着。

気になる燃費は34km/lだった。エンジンは好調だったけど、すこーし濃かったかな。

朝3時半起床。4時過ぎには自宅を出発。

５：４４　富山を過ぎてお腹が減ったのでコンビニで暖かいお蕎麦を。相当着込んできたが、寒い！貼るカイロを買って首元に。

７：１５　入善を過ぎ、どうも燃調が具合悪い。何でだ？　よく分からないけど、ニードルのクリップを一段下げてみるが、現象悪化となったので元に戻す。調子よかったのになぜ今日は具合悪いんだろう。

７：２９　親不知の海岸線。とにかく険しい。国道も洞門で海岸線をクリアしていく。平地が全くないエリア。見るからに難所だ。

８：０３　糸魚川で給油すると燃費が大分悪い。プラグを点検するとちょっと濃い？　ばっちり調子出てたのに、今日は湿度が高いことが何か影響してるのだろうか。時々ふけ上がらないような現象が。でもそれって薄い症状では？　よく分からない。

大糸線の橋梁をバックに。ここは超ローカル線だけど、国道の方は結構交通量が多い。大型トラックも多い。

鉄道の役割、もう終わっているとしか言いようがないな。

昔は大阪から夜行列車のシュプール号に乗り、ここを通って白馬に行ってたけどな。車中二泊、現地日帰りみたいな強行軍のスキー。元気な20代だった。阪神淡路大震災の前のこと笑。

８：５０　糸魚川から小谷を目指す。すごい山の中。フォッサマグナの谷を進む。

あまりにふけ上がりが悪いのでここで点火タイミングをチェック。

工具持ってきて良かった。　点検の結果は異常なし。

ここでタイムリミット。金沢に帰らないと。ほんとタッチしてとんぼ返り。

帰路でも現象変わらず。このふけ上がりの悪さはやはり燃調？？

停車してからの加速は全く問題ないけど、良い調子で走っているとガス欠みたいな症状になる。ガソリンがキャブに行ってない？？あまりにストレスフル。そこでキャブのドレンパイプを天に向けて固定し、ドレンをオープンにして走行中の油面の変化をチェックしてみる。すると、特に問題ない。なんか調子よい。んー？　油面も特に変化無いけど、時々調子がどうかなーという現象になる。そのときはやはり油面が低め。ガソリンの供給が消費に追いついていないということ？フロートバルブの動作不良か？？？？　でもドレンをオープンにしてからはガス欠症状も比較的収まった感じ。　よー分からん。

翌日、しばらくの間ドレンをオープンにしてガソリンを流し続け、その後にオフにしてみると、この日のガス欠のような症状は解消した。原因不明だが、フロートバルブの動作不良？　キースターのキットにフロートバルブが入っているので、それも交換してみるかな。