6月1日から金沢転勤となるので、今月中に車検を取っておかないとちょっと面倒くさくなるなと思い、なんとか本日お休みを頂きユーザー車検の再挑戦の機会を得た。今日落ちたらもうしばらくは無理かも、という状況。新しい職場でいきなり平日休みを取って、ていうのも難しいかもしれないし。ということなので、できればもう少し早めに車検を予定したいところだったが、種々都合があり本日の一発勝負と相成った。幸い午前の枠が空いていたので良かった。これなら落ちても午後の部でリカバー可能だ。
今回は滋賀県陸運支局で受検することにした。この前は京都陸運支局でえらい目に遭ったので気分が嫌になるし、滋賀陸運支局は以前から使っているところでとても対応の良い箇所だから。10:15からの受付、10:30検査開始なので、9時前に自宅を出発。ちゃんと陸運支局までたどり着かないと洒落にならないので、法定速度くらいでゆったりと運転。
やっぱ音がいい。天気もよくて気持ちよくプチツーリング気分。
そして、9:50到着。すぐに各部の点検を行うと、ちょっとあちこちからオイル漏れ笑。これはまた後で何とかしよう。とりあえずきちんと走り曲がり止まり、灯火類も大丈夫。スピードメーターが少し高めかなという気もするが。メーター計測と光軸、この二つが心配だな。
受付は既に開始されていた。こういうのも前とかわらず。この車検場は時間の流れがなんとなくのどか。
受検前に光軸の確認をしたいところだけど、京都陸運支局にある通称:調整場(単にいつもシャッターが閉まっているとこ)がここにはない。んー、まいっか。ということで列に並ぶ。
滋賀は車と共用レーンだ。二輪車は私の先にモトグッチの旧車カスタムがいたけど、セル回すと黒煙吐いてエンジンストール。かわいそう。「かぶっちゃったんで、先に行どうぞ」、ってことで私の順番。というか、まだ10:00なんだけど。
今回はいつもより緊張。前回車検受けてから実に5年が経過している。18歳からバイクに乗って、このインターバルは実は初めて。車検を切らしたことは何回かあるけど、切れてから3年というのは人生初だ。
この3~5年間は、ジャズに傾倒していた。バンド組んだり、セッション行ったりジャズフェスに出演したり、またそのためバイクに乗る時間を惜しんで、休日の多くは自宅で練習していたり。4,5年前はそうだったけど、そのうちバイクに乗るという気持ちすら失せてしまい、今回のようにタンク内錆、バルブ固着などと大変な事態になったということだ。バイクは放置していたらダメとは分かっていたけど、屋内保管だからと安易に考えていた。
話が横道にそれた。
さて、これからは写真が無いので実況中継。
まずはスピードメーター。
前輪検出ボタンを押して、つづいて旧基準のボタンを押そうとしたら押せない。あら。ルールが変わったのかな。ま、旧基準と新基準でそんな大きな変更では無いけど。
結果は、〇。ほっ。
ついでブレーキと引きずりの確認。当然〇。
そしてテスターから前進し、鬼門のヘッドライト検査だ。
1回目は、×。やはり。少し高いかな、低めにしておこう。2回目、×、あらー。
確認してないから仕方ない笑。
そして、検査員が来てから、保安装置と車体寸法の確認は〇。
その後に、検査員に誘導されて手動のヘッドライトテスターへ。これが滋賀の良いところ!
ちょうど単車にまたがっている私の前で、光軸がどちらにどれだけずれているか分かるようにモニターを出してくれるのだ。そうすると、どうやら右下に大分ずれている。なんと低すぎるのだ。私は光軸が左にずれているからと思って少しハンドルを右に切っていたのだが、それが余計だった笑。ハンドルを正面に向けてヘッドライトを手で少し上に上げるとモニターで丁度中央になった。
そして、検査員「オッケー」
ここはテスター屋も兼ねている!しかも無料。これで一発合格の扱いになる。滋賀県陸運支局、最高である。
車検って、普通に安全に運行できる車両であれば合格するわけで、難関でも何でも無いのだが、こうやって合格すると何か嬉しい! これで2年間、公道を走れるわけだから。それが有り難い。
知らない間に、車検ステッカーのデザインが変更となっていた。
以前は年度が楕円で囲まれていたけど、新しいのは文字だけ。小さいフォントが令和年度で多いいフォントが月。なんかいまいちなバランスの配置だなあと思う。
さて、帰路。天気は良いし、気分も良いので帰りは琵琶湖岸道路を走った。
ぶりぶりっという排気音とともに、70km/h程度で軽く流す。
琵琶湖と比叡山をバックに、記念撮影。
走っていると暑くも無く寒くも無い、ちょうど良い気温。こういう感覚を味わうのもほんと久しぶり。サックスも楽しいけど、バイクもええね。両方を楽しむ計画、何か考えよ笑。