金沢のアパートの駐車場で作業開始。
パイプの溶接部が完全に破断してしまっている。
今日、仕事が終わってから作業着に着替え、まだ暑い中頑張ってマフラー交換に着手。
写真左側のフランジ部分のネジ。これが錆び付いて固着しており、なかなか緩まない。昼間に各取り付けボルトには慎重潤滑剤を吹き付けていたのだが。渾身の力を込めてレンチを回そうにも、うんともすんとも。んー、下手するとボルト折れてしまうな、と更に浸透剤を吹き付けて、最終手段、キックを繰り出す。パイプを手で持って、レンチをボルトに掛けて一気にキック。すると、カキン!と45度くらい緩んだ!良かった、良かった。こうやって2本を緩め、無事取り外せた。
マフラー後方は写真左上のM12ボルト1本でぶら下がっている。ここは簡単に緩んだ。
マフラー中央部の「サイレンサー」もM12ボルト1本でぶら下がっている。簡単な作りだなあー。
ということで、フランジ部M14×2本、サイレンサーM12×1本、パイプM12×1本の、計4本のボルトを外してマフラーの取り外しは完了。
綺麗な部品が付いて、気分もすっきり。
なんかスパルタンになったな。
今回気づいたのは、このマフラーはゴムを介しての弾性支持になっているということ。ゴムは必ず経年劣化するもの。このジムニーは平成8年製だから新製から20年以上経っている。ゴム部品はもう寿命だ。確認したらまだ弾性が残っているし、ひび割れは見受けられなかったので使えないこともないけど、いずれひび割れてくるだろう。そこが破断してしまったら、その部分はマフラーは車体から切り離される。一応3カ所で支持されているから、ひとつが破断しても直ちにマフラーが外れて落下するという重大事故にはつながらないけど、早急に修理が必要な事態だ。できればそれは予防したいところ。このジムニーにいつまで乗り続けるのか分からないけど、ゴム部品の交換も頭の片隅には入れておかないといけないと実感した。
最後にエンジンを始動し、排気漏れの確認。OK!どこかれも漏れていない。排気音は静か!前に比べると格段に。というか前が排気漏れでうるさかったのか笑。
作業時間約50分。もう汗だくである。
ジムニーは車高が高いので、床下にも普通に潜って作業ができる。まあでも頭をぶつけないように注意しながらだけど。それと作業によっては狭いところで少し頭を上げないと手元が見えない場合がある。そんなときは腹筋と首の筋肉を酷使するので、めっちゃ疲れる。これは結構キツいな。でも楽しかった。私は車の整備はほとんどしてないけど、ジムニーのような簡単な構造の車ならなんかどんどんいじってみたくなる。あーやばい、また趣味が増えてしまうではないか!笑
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