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超久しぶりのバイクショップ

本日は久しぶりの週末in博多。既にこちら用のバイクを入手し、暖かくなってきたのでそろそろいろいろと楽しむ準備をしようと博多のバイクショップにお買い物に。お目当ては、タイヤ。今のタイヤはオフロード専用のブロックタイヤになっていて、オンロードではとても乗れたものではないので交換しようと。既にネットショップではいくつか目星をつけているのだが送料がかかるから、実在店舗の方が実質的には安いのではないかと思い、やって来た。しかし、結果はネットショップの最安値には店舗はやはりかなわないということが分かった。

私が欲しいタイヤはネットでは最安値は前後セットで1万円(送料込)。それに対して店舗では1万3千円。これではお買い上げになるはずがない。お店にいながら、スマホでネットショップでポチリとした次第。なんという時代だろう。これではお店は商売あがったりだ。

 

でも、お店をうろうろしていたら珍しく私が「これはいい!」というジャケットに巡り合うことができた。しかもセール品で3割引きだ。私はこの類の商品でビビッとくることはあまりないのだが、今回は久しぶりのヒット。衝動買いに近い感じで1万3千円のお買い上げ。これはネットではあまりない買い方かも。実際の商品を手に取ってみて分かる感覚だから。

 

この後もう一店行ってみて、そこでもビビッと来た商品がひとつ。ボディ―バッグというやつ。京都のデグナーという皮革製品に特化している会社のもの。ここの製品はどれも魅力的なのだが、そのなかでひとつ、これは前から欲しかったタイプ、と直感したものがあった。価格は税抜きで1万6千円。どうしようかしばし思案しながらお店を徘徊し、買おうと決心しかかったその時、商品にほんのわずかなひっかき傷を発見。まあ許せる範囲なんだけどと思いながら、あそうだ、ネットで検索してみよう、と。するとネットでは同じ商品が全く同じ価格で送料無料で売られているではないか。それならわざわざこのお店で買う必要がない。お店で買うことはやめて、帰宅するまで思案。帰宅後、やはり欲しいなあと思ったので、ネットでポチリ。

 

実在店舗の意義はなんだろうと思わざるを得ない。わざわざガソリンを消費してお店まで足を運ぶ意味はどこにあるのだろうか。価格を調べるため?実際の商品の手触りや見た目を確認するため?実在店舗の価値とは何だろう、という気がした一日であった。

確かに触覚などはネットでは再現できないけど、これも将来的に技術が進むと可能になるかもしれない。嗅覚とかも含め。

 

益々、人が動かなくても済む時代がやってきそうな感じだ。ということは、人が動くということにどういう価値を見出すか、真剣に考える必要がありそうだ。