京阪電車の車両基地一般公開

こういうイベントがあるのを聞きつけ、早速いってみることに。

仕事柄、関西私鉄の車両基地は大概見学したことがあるが、この京阪電車寝屋川車庫だけはまだ、だったのだ。私の実家は京阪沿線なので小さい頃から興味もあった笑

寝屋川市駅から徒歩10分程度で入口へ。

とても多くのお客様で賑わっている！

展示されている「びわこ号」。昔、大阪から京阪三条を経由して浜大津まで直通運転していたもの。

京阪三条駅が地上にある頃、１本だけ京津線とつながっていたことを思わせるような配線になっていたのを思い出す。

このびわこ号は連接車両になっていて、２両編成だけど台車は３つしかない。日本では他には小田急電鉄のロマンスカーくらいしかないのでは？

車両基地公開でいつも人気なのは、この車体上げ下ろし作業。

大きな車体がこうやって高く持ちあげられる姿は確かに圧巻ではある。我々にしてみれば日常事なのだが笑。

通路から目隠しして見えないようにされているエリアが気になる笑。

これは職業病。ここは台車輪軸作業場だな。きちんと整理整頓が行き届いている。床面が明るい色になっているのが特徴的だ。

大体油やペンキで汚れるところは、そもそも黒い床面になっているところが殆どではないだろうか。

明るい床で汚れを目立つようにして、逆に汚さないように心掛ける社員を育成するということか。

本田宗一郎氏の教えに、そんなのがあったような。本田の作業着を真っ白にしている理由、が確かそれ。

今日はホント良い天気。汗ばむような陽気の中、念願だった寝屋川車両基地の見学が叶ってよかった。

それと京阪電車には知り合いも何人か勤めていて、その中のひとりとは会えてよかった！