精密検査からの飲み歩き

5月末の会社の定期健康診断でPSA値が基準値よりも少し上回っているという結果が出た。この数値はどうも前立腺の腫瘍マーカーらしい。ということで調べてみると、私のスコアでは前立腺がんの可能性が30%という。なんということ！

今年の3月の人間ドックの際には基準値を超えていなかったので何か急に悪化したのだろうか？

なので、早速博多の泌尿器科の予約を取り、会社を早退して精密検査をしてもらうことにした。

この精密検査とは、血液検査、尿検査の他、触手検査と超音波検査がある。この後者はなんと、肛門から指とかセンサーを挿入するというもの。看護師さんが「はい、下着脱いでお尻突き出してくださいねー」とか言うものだから、まさかこの女子に突っ込まれるのかと一瞬冷や汗をかいたが、それはなく、専門医のオトコ先生がやってくれた。

その結果は、「異状ないですね。肥大傾向もありません。血液検査の結果は郵送しますので、もし数値が悪かったらMRI検査しますのでまた来てください」とのこと。よって、ほぼ問題ないという結果になった。本当にほっとした。

折角、天神まで行って、思ったより早く検査が終わり、結果も良かったのでこれはひとりで祝い酒をしない手はない。

ということで、博多駅から徒歩数分のところの焼き鳥屋「夢市門」へ。

食べログ3.5以上のお店なのでチョイスしてみたけど、やはり外れがない。どれもとても美味しい。右端のは、タン筋串。タンの筋って食べたことないけど、いわゆる普通のタンの歯ごたえを増したような感じで、酒のあてとして少しづつ食べておいしい。

まだ18時を少し過ぎたくらいだからお店も空いていたが、さすが美味しいお店。仕事帰りの会社員ですぐに満員となった。

このお店には立ち飲み席もある。駅からそれほど離れていないので、また今度機会が有ったら部下達を案内してみようかと思う。

美味しいものを食べてすっかりご機嫌の私は、ハシゴ気分。

少し歩いて、今度は「煮込み屋　虔十（けんじゅう）」へ。ここはオフィスビルの地下。会社帰りのサラリーマンのたまり場みたいな立ち飲み。

暖簾をくぐってみると、女将さんひとりで切り盛りしている！

BGMにはキャンディーズの「微笑み返し」。店構えもそうだけど、どうやら昭和をイメージしたレトロ風の立ち飲みだ。

メニューは簡単なものが多いけど、この煮込みやとても美味しかった。これ300円位だっけ。お値打ちです。

ホッピー中の焼酎は、キンミヤだけど凍らせていてシャーベット状になっている。面白い、こんなアレンジは見たことない。

グラスもキンキンに冷えているので、このシャーベット状の焼酎にホッピーを混ぜると、氷が無くても氷が入っているような感じになる。

美味しいのでついおかわり。ひとり立ち飲み２件目。ほっとしてつい飲みすぎてしまったかも。

この後、博多駅構内の立ち飲みにも寄り道。結局３軒、ひとりハシゴ。大概ですねー。

ひとりでもいろいろ考えごとしたり、友人とラインしてたりしていると時間というのはあっという間に経つ。

心配事がすっと消えると、ほんとリラックスできるな。