半年ぶりの交流会

前回欠席したので半年ぶりの参加となった、サウンドダック交流会。11時から夜の10時まで、芦屋のレフロアローンで開催された。今回がこの会場での最後の交流会。私は14時頃から参加した。昼間はどちらかと言えばジャズメインで、ゆっくりとした時間が流れている。11時間にも及ぶ交流会、バンドで出演する時間帯と、セッションタイムが交互に開かれる。今回私のバンドはメンバーが集まらないのでセッションタイムのみに出演した。

外が暗くなる時間あたりから徐々に人も増え、お酒も大分まわってきて、場がにぎやかになってくる。楽しい時間だ。

私は、まずはリクエストした曲、フルートでI'll remenber Aprilを演奏。マイクを通してしっかりと聴衆に聞こえるように意識して吹いたのだが、逆に力みすぎた感じ。マイクの位置を少し高めにセットしすぎたみたい。練習ではビブラートも効かせて演奏でききたのだが、本番ではなかなかそこまで行かず。うーん、フルートってサックスよりも本番の難しさが際立つなー。そして次に、テナーサックスでDay by Dayを。あやとりさんのピアノがリクエストされていたので当然テーマを吹いてくれるものだと思っていたけど、彼女が「ホーンがテーマしてよ！」と言って聞かないので（笑）、私が担当。この曲って、このサークルを辞めちゃったボーカルさんと一緒にもう１年くらい前かな、演奏したなーという懐かしい曲。そんなことを思い出しながら、ちょっとアレンジしてテーマを吹いていたら、最後のほうはどうも２小節くらい私は遅れていたみたい（笑）。伴奏がターンバックに入っていたので、これはまずいと思い、なんとかソロでは曲の頭で揃うことができた。あーよかった。ロストするところだった！そしてソロ。いい感じだったかなー。そしてエンディング。最後の４小節ですぐに終わろうと思ったけどリズムセクションが終わらない。あーもっと吹けということかと思い、適当に４小節を繰り返してちょっと盛り上げつつ収束させ、なんとか最後は優しく収めることが出来た！しかも私が好きな、テンションをサブトーンで息の音だけで終わるやつ！演奏後、聴いてくれていた知人が拍手してくれたのでとても嬉しかった！やっぱ、こういうときに音楽やってて良かったなーと思う。

更に今回、先月の枚方ジャズフェスにも聞きに来てくれた会社の方が、お友達を連れて遊びに来てくれた。二人ともクラッシックの方らしく、ジャズに興味があるとのこと。おふたりにもこの二曲、聴いてもらえてよかった！こうやって知り合いが増えて、交流が増えるのは嬉しい限りだ。お友達のほうはフルートを吹いていてオーケストラに所属しているとか！フルートとサックスの感想を恐る恐る聞いてみたら、「サックスのほうが魂がこもってますね」とのこと（笑）。嬉しいような、なんというか、フルートもそうありたいんだけど！

今回の参加者でこんなテナーサックスを使っている若者が居た。これコーンのニューワンダーでは？1920年代頃の楽器と思われる。銀色が鈍く光っていて、とても雰囲気のある楽器だ。いいなー。この方が枯葉を吹くというので、私もテナーで合流した。楽しかったー。ソロは１コーラスで終わるつもりだったけど、勢いあまって２コーラス。久しぶりにエキサイトしてしまった！

会社の方を21時に見送り、私は例によって最後まで参加。たまたま近くにいたサークルの知人が車に乗せてくれるというので、このチンクに初めて乗せてもらった。空冷2気筒エンジンが車体後部に載せられていて、まさにバイクのエンジンという感じの振動と音が室内にも聞こえてくる。排気ガスはバイクそのものだ。マフラーに触媒が付いていない頃の、排ガス規制がないころの排気。この匂いをかぐと、バイクに熱中していた学生時代を思い出して、つい嬉しくなってしまうのだ。　それにしても状態の良い旧車です！

ということで、今回の交流会。少しくつろいだ感じで楽しめた。以前からの知り合いで、最近辞めちゃったり来なくなったりしてしまう方が増えてきて少し楽しみが減ってきたなあと思ったり、いろいろ思うところがあったけど、新しい知り合いが増えてそれはそれで楽しいので、これからも気楽にゆっくりと参加し続けようと思った。大勢の人数の前で演奏する、いい練習にもなるしね。