2020年2月26日 10tennor ensemble @big apple(三ノ宮)

左から古山晶子氏、登 啓三氏、辻田宣弘氏、荒崎英一郎氏、山内健史氏、篠崎雅史氏、佐藤絵美里氏、武井努氏。

もともとは10人ということだったけど、メンバーが減り、事前の告知には入ってない方も。

私のサックス師匠は荒崎先生です。67歳で、もちろんこのメンバーの中では最高齢。一番若いのは佐藤氏でまだ大学出たて。年齢差の大きい正に老若男女だ。

それにしても、これだけテナーが集まると凄いです。

オリジナル曲が多く、あとで譜面を見せて頂いたら、なんとコード進行はとても単純。もうアドリブしまくりということ。

先生のアドリブはアウト感抜群でカッコよかった。この中で音が良いなーと特に思ったのは武井努氏。滴るような熟成の味わいだ。京都でよく名前を聞く登氏と篠崎氏、実際の演奏を聴いたのは初めて。

最後はこんな曲芸まで出てきた笑。これでよく音楽が奏でられるよなー。佐藤氏はまださすがにこんなことはしないのかな。ずっと笑ってみてた。面白い笑。

 

全体を通じて、私がいつも聞いたり演奏したりしているジャズというよりは、もっと自由度の高いジャズだった。ソロの順番もその場のノリで決めているというし。それにしても、ワンコードで繰り出す音数たるや、凄まじい。音域も広いし、とてもマネのできる演奏ではないなー。これぞプロ、って感じだった。ただ、ジャズフェスとかでやるとあまり受けないかもね。玄人好みの演奏だったかも。私もどこまで理解できてるのか?

19時45分から休憩をはさんで22時までのライブ。

トアロードを降りて行って、そのまま東門街へ。ここはまだ20歳台半ばのころによく遊んだエリア。

そうそう、ここ。よく飲みにきたバー。懐かしい。

楽しかったなー。まだ独身時代だ笑。

 

ということで少し昔を思い出しながら、サックスこれからもがんばろーと決意を新たに新快速で帰路についたのであった。

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